ギリシャ顛末記 ~1日目~

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 やっぱりギリシャは青かった。  白地と青地のストライプ。  ちなみにここは空港内。  わらわらと人が集まってきます。  今回申し込んでいたのはツアーでしたので、30人以上の大所帯でした。  内訳は25、6才くらいの新婚カポー及びコンビが1/4。壮年の親子連れが1/4。残りは定年そこそこの熟年夫婦。そしてどこにも属さないヒトリモノのワタクシ。 「皆さんお揃いですね~!」  出発前からお世話になりっぱの添乗員さんがにこやかに言いました。 「は~い!」  ぞろぞろと集まる烏合の衆。  凹み続けたワタクシも、ここまで来ちゃもうどうしようもない。ポジティブシンキング。ポジティブシンキング。と気持ちを切り替えてさあアテネへ。  いざ行かん!真っ青な空の下へ!  そう思いながら空港の外へ出たならば。  …曇だよ。 20060623183240.jpg
 まるで機内のワタクシの気持ちを表しているかのようでした。  この時期はほとんど晴れって言ってたじゃん!ガイドブックの嘘つき!   なんて思いながらバスへ。  バスの中はめっさクーラー。またもや気持ちが急降下。寒いよ~。体も。心も寒いよ~。  まあそれでも最初の観光地につくころには再びイイ感じになってきました。   だって初めて訪れたギリシャ!  考古探究者にとっては憧れの地!  そんな中でも観光地と言えば、まずこれ! 20060618223327.jpg
 やっぱグリースと言えばここでしょう! 20060618222615.jpg
 ……めっさ修復中でしたけど。ばりばり足場とか見えてやんの。  ついでに滑って転びました。  つるっつるの大理石のせいで。  カメラ壊れなくて良かった~。    その後市内を巡ってホテルへ。それから夕食。  夕食の席では他の参加者の人達と、 「おひとりで参加ですか?」 「いえほんとはふたりのはずだったんですが………(恥泣)」 なんてやり取りをおよそ3セット。  そしてその夜。  ワタクシはコンタクトをなくしました。  呪われているのか今回の旅は!  そんなこんなで1日目の夜は更けていったのでした。