ギリシャ顛末記 ～３日目～

　ギリシャ顛末記。３日目です。 　この日は朝から雨。＆曇。嘘ばっかりやんガイドブック！と思ってたら、どうやら１週間ほど前にピレネー山脈あたりで雪的寒気が渦巻いていたらしい。 　さすがピレネー！ここまで吹雪いてくるなんて！なんて感心してる間もなく、メテオラの麓・カランバカの街を出発しました。 　次なる目的地はデルフィです。『世界のへそ』です。 　再びテッサリアの平原をぶーぶーで移動。 　見渡す限り赤茶けた土地。そしてオリーブ。

　真ん中に取り残されたら絶対遭難する。 　そう確信できる８０キロ平均で走っても端から端まで５分はかかるようなだだっぴろいオリーブ畑。 　そんな風景も見飽きてうとうととしかけた頃に、パルナッソス山の中腹に到着です。 　さあ、いよいよデルフィの遺跡へ！ 　と思ってたら。 『今日の見学は３時までだそうですので急ぎましょう！』 　え？ 　なんで？ 　現地ついたの２時ころじゃん？ 　どうもギリシャのおエラいさんが視察に来るらしく、普段５時ころまで公開してるのをその日だけ３時に繰り上げたとか。 　おいおい！とは思いましたが仕方ありません。 　ダッシュで山の中腹に駆け上り、駆け足で写真を撮りまくり、早歩きでそこらへんの石を触りまくってきました。
　 　そしてそんな急ぎ足の見学の中でも収穫が。

　ローマ皇帝ハドリアヌス帝の愛人アンティノウス君（♂）。 　 　いや～。 　ギリシャ趣味っていいですね～(＊^o^＊)！ 　 　さてさてそれから再びアテネへ。 　ドライブインで夕食を買い込みつつホテルへ。そして靴下を脱いでみたら、昨日ぶつけた小指がますます変色してきてました。 　やばい。不吉な予感(-.-;)。 　 　そんな感じで３日目が終了。