6/13 再度社会派
最近気になった記事をふたつ。
・「いじめ許さん」 児童全員のほおを平手打ちの体罰 辞表の先生、保護者が慰留
・6/11『TVタックル』にて『親バカとバカ親は違う!』発言
考えますねえこのご時世。
ゆとり教育はいいですけど他人様への感謝の気持ちって忘れてませんかね?
上の記事読んでまず思ったこと。
学校って主に『教育』を受ける場ですよね。
何か今って違うような気がする………少なくとも自分が子供の時代とは。
って何が違うんだろう?どう違うんだろ?というわけ個人的にさっとでまとめてみました。(あくまで個人主観で)
<戦前~戦後>
皇国主義的集団教育が何で民主主義且つ個人主義に変わった理由………無論敗戦のせい。国に奉仕するのではなく自分たちの社会生活のための教育が必要になったから。
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<戦後~高度経済成長期>
サラリーマン教員が増えた理由………従って戦前~戦後の聖職者的教員や精神論ぶっちゃけ教員は必要ない!これからの高度経済成長の日本社会・労働力には経済値を担う若者を大至急育成せよ!急げ詰め込め道徳は二の次!
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<高度経済成長期~>
ゆとり教育がより声高く叫ばれるようになった理由………経済や社会生活に余裕が出てはしたもののモラルやマナーの低下が深刻。サラリーマン教員をなくし学校での道徳教育を見直すように要求されるようになる。
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<~現在>
ゆとり教育の見直し………経済高水準の維持、また高度経済成長時教育の価値観をもった大人には家庭では躾そのものができなくなっているため第三者に丸投げせざるを得ない。躾≒道徳教育、人を思いやる心をもとう!
って。
………こうやって書いてみると教育変遷ってけっこう社会状況に左右されてますねえ。その上次の時代にはすぐ否定。
学校とは『教育』『学習』を受けるのみの場であったはずですね。
それが今躾をすることを求められ逆に体罰はないことを求められ。対応していけば次の時代にはまるっきり否定され、対応しなければ突き上げをくらう。
ってか躾くらい保護者でしろよ。親バカでなくバカ親の増殖、そういう社会形態の怠慢も大きいと思うのですが。
もうひとつ。
体罰って何なんでしょうね?
殴るはもちろん、怒鳴る・居残り・立たされ・雑巾がけ等々………今ではすべて体罰だそうですね。
ここでもやっぱり『真面目な日本人』なのかなあ、と思いました。
真面目まっすぐだから、体罰、というか『罰』と名がつくものはすべてダメ!『個人主義』という名がつくものはすべてOK!
ワガママも独りよがりも=『個人主義』ではないし悪いことをすれば罰がある、そんなの当たり前のことだと思うのですがね。
最後に。
知り合いの教師の話。
体の大きな小学6年生、わがままでヒステリックでナイフを持ち歩き暴れる。
教師はそういうコを怒鳴り叱りつけナイフ持って暴れた時には取り押さえます、力づくで……そして親に怒られるんだそうです。『それは体罰じゃないんですか!?』って。
じゃあ誰かが刺されたらその保護者が責任とるのか!!コンチクショウ!!